2013年10月21日月曜日

学校の履修授業一覧

再びポスト。


現在ワタシは、M2のMaster des Administrations Publiques つまり行政学の専攻をしています。マスター二年目です。
授業内容、難しくてひぃひぃしてます。友達にノート借りながらなんとか頑張ってます。



ワタシの行っている学校は、
Institut de Management Public et Gouvernance Territoriale 略してIMPGT(フランス語発音でイーエムページェーテー)というところです。
まさに、行政学、公共経営を専門に教えている学校です。
2012年から、エックスマルセイユ大学と統合したみたいなのですが、まぁ形だけ、っていう感じですね。


日本はまだ公共経営や行政学を専門としている学校は少ないので、なかなか興味深いです。ここ選んで良かったと思っています。



今回のセメスターで勉強する授業は以下の10つです:


• Problèmes contemporains du management public
現代のパブリックマネジメントの問題点(特に構造上の問題、経済情勢と関連させながら)、OECD諸国の政策、情勢を比較するというもの。

• Régulation et gestion des interventions économiques publiques
特に経済上、法律上の政府介入についての授業。歴史、ルール、見解などを見ていく。

• Leadership et grands principes de gouvernance
公共機関、組織におけるリーダーシップのルールや傾向を見ていく。どのように組織をリードし、調整していくのか。リーダーシップで必要な決定基準、流れ(trajectoireの訳を見つけるのに苦労していますが、リーダーとして動いて行く中の「流れ」みたいな感じだと思います)

• Prospective, stratégie et projets territoriaux
主に地方自治体やマルチアクターでプロジェクトを進めて行くときにそれぞれのアクターを客観的に分析していく。

• Management public territorial: outils et méthodes
地方自治体の構造、地方自治体の政策の計画から施行までの分析、Directeur Général des Services (市町村にあるフランス独特の重要ポストで、"l'homme orchestre de la mairie : 役場を組織する人"と言われている)の役割など。

• Montage de dossiers nationaux et européens
フランスとヨーロッパの財政政策について主に勉強していく。融資、資金調達の手順、ルール、財政枠組み、資金繰りの仕組みなど。

• Contrôle de gestion dans le secteur public
公共機関での政策実行におけるモデル、基準、手順などを分析。公共機関の運営を様々な視点から見ていき、政策の運用、実行の手順を具体的に見て行く。

• Comptabilité et budgets publics
公共機関での会計、予算の計画、会計審査院のシステムなど。

• Management de Projet 1
地方自治体が実際に施行している政策やプロジェクトをグループワークで分析する。

• Anglais
英語



正直、日本のこれらも曖昧なワタシ。。。まじ不安っす。
まぁ、フランスの勉強終わったら、公務員試験受けるから、どっちみち日本のシステムも独学で勉強しなくてはならないのだが。

いくつか授業始まってるけど、…本当に難しい、本当に。
けど、フランスは公共経営の勉強が他よりも進んでいるだけあって、公共機関の運営をこんな視点から分析、研究できるのは面白い。

後半のセメスターは、勉強したことを生かして、公共機関へインターンしてその論文を60ページほど書かなくてはならないのだ。


ワタシは、断然国規模の行政に興味があったんだけど、だんだん地方行政に興味をもってきたので、南仏でインターンができたらなぁと思っています。
ただ、フランス人でさえインターン先を見つけるのが難しいので、そんな中でワタシが見つけられるのかというとかなり不安ですがね。


まあ、なんとかなるよね^^
と、お気楽なワタシ。



それでは、À bientôt 〜♫








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