2014年2月2日日曜日

【閲覧注意!】フランス語のスラング

こんばんわー:)
休日を満喫していますか?

こっちは、最近雨しか降っていません。
南仏は、冬になるとだいたい雨しか降らないし、寒いし、プラス風も強くなるから、外に出たくなくなります。笑
私も今日は今週の怒涛な日々の疲れをとるがごとく、一日中寝てすっきりしました。笑


今日は、そういうことで(どういうことだ)フランスのスラングをちょろっと紹介したいなと思います。
フランス人と会話してると、正直いって、「きょーかしょ」で習ったフランス語がまったく役に立たないことがわかります。笑
英語で言う「はうあーゆー」から「ふぁいんせんきゅー」って返す流れみたいなかんじですね。ネイティブの人はほとんどそういうこと言いません。


その代り、フランス人はスラング(ダーティーワード)をかなり使います。1日に絶対に5回以上は聞きます。だから、こういうフレーズを覚えとくと、よく日本人が直面する「相槌の仕方がどうしたらいいかわからないから oui しか言えない」っていう悩みが解決できると思います。w




!注意 ATTENTION !

これはお偉いさんとか、年上の人とかには使わないほうがいいです。友達限定でしくよろ。
あと、ある程度フランス語の知識がある人にはいいかもしれないです。初心者の方だと、単語とか構造とかの段階で混乱しちゃうと思うので。(そのままフレーズごと覚えるという手もあるので、その場合だとOKです)
あと、これらは私の意訳がかなり入ってます。フランス人と話して、自分のなかで「あーこういう意味だな」って解釈したので、もし間違ってたら指摘していただけると嬉しいです。




C'est parti !!




① "gueule"(ギョル) を使ったフレーズ


une gueuleは、辞書を引くと
「(肉食獣などの)口」、「人の口」という意味が出てきます。だから一見、普段使わない単語だろうと思いますけど、違います。めちゃくちゃ使います。
俗語だとこの単語は「ツラ」っていう意味があります。まぁ日本人でも「ツラ」はたまに使いますよね。


使用例)

  • Ta gueule (Ferme ta gueule) (タギョル、フェルムタギョル): 黙れ
直訳は「その汚い口を紡げ」っていう感じですかね。笑
イライラしているときとか、うざいやつとかいると、マジ切れして「タギョル」って言うときはまじでこわいです。笑
もちろん、ふざけて「まじうっせーよwwwwwww」とかいうニュアンスで「タギョルwwwwww」っていうことがほとんどですけどね。

フランス観光とか来たときに、うざい男から「にーはお♡」とかいってナンパされたら、ぜひこのフレーズを活用してみましょう。w


  • une gueule de bois(ユヌ ギョル デゥ ボア): 二日酔い
これは二日酔いっていったらこのフレーズです。
あーまじで二日酔いつらすっていうときに「Putain j'ai une gueule de bois(ピュタン ジェ ユヌ ギョル デゥ ボア)」って言います。
ピュタンの説明は後にします。


  • se foutre la gueule (ス フトゥル ラ ギョル): ばかにする
se foutre も、主語によって動詞が変化するので、ご注意を。よく使う丸ごとフレーズは、"Je me suis foutu(e) la gueule"(ジュ ム スィ フチュ ラ ギョル)。 意味は「自分で自分のことをバカだと思った」っていう感じですかね。
たとえば、学校へ行くときに人通りが多い道路ですってーんと派手に転んで、自分で自分が恥ずかしくなったときに"je me suis foutue la gueule !!"って感じに言ってます。

あと、「あいつまじばかだよな」っていう感じのときもよく言っている印象があります。
たとえば "Elle s'est foutue sa gueule sur facebook."
この場合は、「フェイスブックで、彼女が奴のことをバカにしていた」という感じですね。

私にとっても、これはちょっと難しい。活用の仕方がまだわからないので知ってる人教えてプリーズ!



② se foutre (ス フゥトゥル)を使ったフレーズ


この単語もめちゃくちゃ使います。英語だとfuckみたいな意味だと思います。
辞書では「する、やる」、「乱暴にほうる、うっちゃる(うっちゃるってなんやwwwwww)」、「女をものにする」などなど…うわーって感じですw
けどよく使います。


使用例)

  • Je m'en fou(e) (ジュ モン フ): どうでもいいし、関係ない
英語だと I don't give a fuck. みたいな意味だと思います。
これは、je (私)の場合のフレーズなんですけど、主語の変化によって活用が変わります。

Tu t'en fou(e) (チュ トン フ)
On s'en fou(e) (オン ソン フ)

fou の代わりに、fiche(フィッシュ)を使う場合もあります。fouよりも汚くないワードです。


  • Qu'est-ce que t'as foutu ? (ケスク タ フチュ?) : まじお前どうしたwwwww
このフレーズは、相手が予想外のことをしたり、「一体全体お前に何があったんだ」みたいなニュアンスのときに使うものです。
例をあげるとすれば、極端な例ですけど、すごい律儀で真面目な男の子がいきなり女の子と遊ぶようになったりしたとき

Mais qu'est-ce que t'as foutu ???

って言ったりします。
もう少し丁寧な言い方では、Qu'est-ce que tu as ? (ケスク チュ ア?)とか、 Qu'est-ce qui t'arrive ? (ケスキ タリーブ?)って言ったりします。意味は同じです。


  • foutuー(名詞) : くそー
これは英語ではfuckin'なんちゃらっていう使い方と同じだと思います。
ça y est ! J'ai enfin fini leur foutu tableau(サイエ!ジェ オンファン フィニ ルー フチュ タブロ)。「やれやれ、やっとあいつらのくそったれ表を作ってやったぜ」。(これはほかの人の仕事を引き受けて、エクセルとかでのめんどくさい仕事を終えた社員の一言。妄想です。w)



③ その他のよく使うフレーズ

  • Putain (ピュタン):くっそ、ちぇ、ちきしょう、などなど
これ、めちゃくちゃ使いますし、めちゃくちゃ聞きます!!1日に5回から10回は必ず聞きますw
直訳は「売春婦」っていう意味なんですけど、実際の会話で使う意味は、日本語的フレーズだと「まじかよ」「くっそww」とかいう意味です。
フランス人なんでもピュタンピュタン使います。私が友達にお金を返したときも「ピュタンすっかり忘れてたよははは」とかいう感じで言いますw
びっくりしたときに出るとっさの一言も、ピュタンですね。
「ピュタンまじでびっくりしたじゃんか」っていう感じ。

ピュタンじゃ汚すぎるわって人には「Punaise (ピュネーズ)」を代わりに使うといいでしょう。

  • Merde(メルドゥ):くそ
Putainよりも10倍くらい汚いです。本当の「くそ」っていう意味です。ものを落としたり、なにかいらってしたときにとっさにいうことが多いです。
意外とばっちぃ言葉なので、よっぽどおこったときとか以外はあまり使わないほうがいいかもですね。

そしてさらに、Putain + Merde が合わさったスーパーフレーズがあります!w


PUTAIN DE MERDE !!!!!

このくそったれ最悪やろうがあああああああ!!!!!!!
史上最悪でもうほんとうにみんなくそだという究極なダーティワードです。この使用はお勧めしません。w




  • La vache(ラ バッシュ): まじかよー、ひどいな!
なぜかvacheは直訳すると「牛」って意味なのですが、こういう相槌の意味で使うみたいです。w
友達がなにかひどいことがあっただとか、そういう話をきいたときに「あああラバッシュ!」っていう風に相槌をします。





まだまだあふれるほどスラングがありますが、今日はこのへんで。
フランス語は、文と文の間にあまり大きな意味をなさないクッション的な表現があったり、こういうスラングでクッション機能をなすことが多いです。
だから、フランス語をせっかく勉強したのに、全然聞き取れない!っていう人は、こういう「クッション表現」をたくさん覚えるといいと思います。

私もまだまだ修行の身だし、全然聞き取れないものもあるので、まだまだだなぁと思う日々です。




それでは、あびあんとー♪
(ダーティワーズばかりで、みなさんの目を汚してしまい、たいへん失礼しました(´・ω・`))



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