2013年10月22日火曜日

考えていること

こんにちは。


最近は授業がまちまちな感じでそんなに多くはないのですが、
読む論文や文献の多さに、圧倒されています。
読んでも読んでも、終わらない…

それなのに、興味のあるメルマガにいくつか手をだしてしまったという←


なんとか時間を有効に見つけて、勉強のリズムをつかんでいくしかないですね。





*************************************

<近況>


最近はヨーロッパ、フランス、日本のNPM(ニューパブリックマネジメント) (概念について、コトバンクのリンクをはりました。)などを調べたり、文献読んだりしていますが、
いわゆる、公共機関の問題である「お役所仕事」を改善したいということなんでしょうね。


ワタシは、フランスに留学をしたいと思ったのは、
「学費が安いから」(登録料約400€。これでも高くなってるんだって…!)
※ただし、グランゼコールや、政治学院などの学費は12000€ほど。公立の高等教育機関が安い。

「Public Managementの勉強が進んでいるから」
実際に学校も日本よりも多いですし、官僚の試験対策用の学校もありますし、フランスは公共機関の重要性を置いていると思います。

あと、公共機関のクオリティも日本より進んでいるんじゃないかという先入観もあったのですが、実際にフランスに行って手続きもろもろをしたり、友達の話を聞いたりすると、
やはり、「お役所仕事」は万国共通なんですね。


世界の公僕よ!しっかりせいぃ!



まぁそれはおいといて、そのお役所仕事を改善するためにメインになっているのが、「運営の効率化」「市場化」「企業のシステムの導入」です。
それを改善していくためには、「資金運営」がものすごく大事になっているのです。


(だから、サルコジ時代のときに、教育改革で教員を削減しようとしたり、公立学校の学費をあげたりしていたのだろうか。)


けど、資金の運用を良くしていくっていうのは聞こえがいいんだけれども、果たしてそれは公共機関として適用できるものなのだろうかと疑問に思います。
なぜなら、企業の最終目的は「利潤」なのであって、公共機関の最終目的である「国民の意向に反映したサービスを平等に提供する」というのを一致しないからです。
あと、

水道事業などの公共のサービスが民営化して、(必ずしもNPMは民営化だけではないんですけど)その問題が浮き彫りになったというニュースを見た人も多いのではないでしょうか。


これから会計システムや経済の介入などの分野を詳しく勉強していくつもりなので、その面を検証していきたいなあと思っています。




************************************


<経済学の必要性>



ということで、パブリックマネジメントって経済学結構必要なんじゃない?と今更ながら気づいてしまった。。
三橋高明さんの無料メルマガですっと納得したことを仰っていて、それは

「真っ当な国家は、その国家に生まれ落ちた人間にその人間の特徴や個性や能力の如何によらず、著しく不合理、不条理なケースをのぞいてすべからく仕事を与えようとするもの」

ということなんですね。全うな国家なら、ちゃんと国民にちゃんとした仕事を与えよ、と。
その通りだと思います。



しかし、実体経済の他に、投機マネーで動いている経済(裏経済っていうんですかね)の規模の大きさに、唖然とするばかりです。
IWJが志賀櫻氏をインタビューしたときに、「タックスヘイブン」について詳しくお話してくださいましたが、あまりにも問題の規模が大きすぎると思いました。
タックスヘイブンは、お金が儲かって余裕のある企業ほど、支払わなければいけない税金を、規制が少ない企業にとってお金を置いとくのに都合のいい「他の国」に隠しちゃうことです。



その投機マネーの経済が実際ある全体の富の4分の1あると志賀氏はおっしゃっていましたが、そんな暴走の中、でかい規模で動いているお金に、国がちょぴっと手をだす裁量があるのか、ということも問題だと思います。


経済はたしかに、忠実に動く、合理的な学問だと思いますが、人間の心がそもそも「合理的ではない」のに、うまく働けるわけがないんじゃないかと思います。
それにたいするガバナンスの欠如は見ての通りだと思います。


ただ、「経済原論」を学ぶだけでは解決できないことを、ニューパブリックマネジメントは解決しようとしているので、なんかすごいスケールだなぁと思いました。けど、学びがいがあると思いますし、やっぱり運営を良くしていくことを目標とするには変わりないですから。



ちょっと、どうやって「経済学」を学んでいったらいいのか、考え中です……




***********************************



<最近興味のあること>



このようにグローバリゼーション、国をまたいだ問題がうんちゃらとあって、それに頭を抱えているわけなのだが。
日本での官僚システムでも、電気事業改革や原発政策に関しても、規模を大きくすればするほど、利権が動くし、「秘密裏」がよく働いてしまうと思うんですね。ましてグローバリゼーションではそういう問題が山ほどあります。


だから、地方行政から強化していくことで、自立性や透明性をより強くしていくことが大事なのかな、と思いました。
ブログをぷらぷらと見ていたときに、「風力発電は役に立たない」と書かれているブログを発見して、それに書かれていることですごく納得した文章がありました。(今みつけることができなかったので、見つけたらリンクつけておきます。)


「風力発電が有効である条件は、小規模の社会に提供し、環境負荷が小さい、発電時間が不規則でも融通が利く利用法、地産地消できること」

これ、風力発電以外でも活かせることじゃないかと思います。



なので、最近は地方行政、道州制、地方政治改革などにも手を出し始めました。




勉強してきたことをなるべくここに残せるようにしたいと思います。そのために自分で自分のケツをケッパグラ無くては。(ひとりSMひゃっふぅ!








それでは、おやつの時間になったことだし、シーシャカフェでひとやすみしてきます。




Passez une bonne journée !
À bientôt ^^












人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿