2014年11月4日火曜日

Projet de barrage de Sivens (Sivensダムの建設)と一人の青年の死について

フランス南西部のタルン県での事件がフランス中に波紋を呼んでいる模様。



http://www.francetvinfo.fr/monde/environnement/barrage-de-sivens/barrage-de-sivens-trois-questions-sur-la-mort-d-un-jeune-manifestant_729961.html


南西部にあるSivensダムの建設に反対し、環境活動家たちが10月末に現地で集いをしていたところ、警察と衝突をし、爆発に巻き込まれ、21歳の青年が亡くなりました。

このダムが建設される背景としては、タルン県にある支流Tescou川の渇水が問題になっていて、水の供給を増やすために建てる、という話になっています。
しかし、建設するダムの周辺では、森、湿地帯もあり、保護すべき動物が何十もいることから、生物多様性の危機を感じ、青年が所属している環境活動家のグループが立ち上がっただとか。



これを機に、フランスでは彼を追悼し、フランス警察や当局に暴力反対の訴えをかけ、デモが盛り上がりを見せています。


パリのデモの様子。700人以上が集まったと言われています。




パリ、ナント、トゥールーズなどでデモが発展して、中ではトゥールーズのデモは本当にひどかったとか。
後輩がトゥールーズで留学をしていて、たまたまこのデモを知ったので、「何事か」と思ったら、この青年の死が大きな波紋を呼んでいたんだなと。


しかし、トゥールーズのデモでは、本当に過激だったらしく、休日もあったのか、酔っ払い?がビールとかの瓶を投げつけたり、かなりカオスな状態だったらしく、「環境活動家に関するデモはこういうことをするべきではない」と非難が出てしまう始末だとか。


http://www.ladepeche.fr/article/2014/11/03/1983958-toulouse-sous-le-choc-de-la-manifestation-anti-sivens.html



こういうニュースを見ると、まあどさくさに紛れてどんちゃんするデモラーも何人かいるかもしれないが、警察によって「殺された」青年を他人事じゃなく悲しむこと、そして、このような事件は、自国フランスの「恥」であると感じる人が多かったから、こういうデモに発展したんじゃないかなと思います。
すぐ行動に変えて、自分ごとのようにしっかり訴えるのは、やはりフランスらしいなと思った。


オランド大統領が帰国次第、環境大臣のリードのもとこの問題が検証されるみたいだけれども、どちらにせよ、社会的な活動をしていく人々が、このような事件で亡くなってしまうのは悲しいことです。

今後の動向がどうなるのか、はっきりした原因が何なのか。。私個人的に、今後気になるところであります。





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2014年9月20日土曜日

La soutenance(論文審査)が終了しました!

マスター二年目では欠かせない「論文審査」が昨日、とうとう終わりました。
いやー、無事に終わってよかった。


学校によって違いますが、私の学校ではどのように論文審査が行われたかを書きたいと思います。


審査員(jury)は2人で、基本的に論文審査は審査員と発表者のみ。けど他の人が発表を見てもオーケー。(私はホームステイしている夫婦が来てくれました。笑)
発表時間は15分で、質疑応答とコメントは15分で、全部で30分。

60ページ以上の論文をたった15分でまとめなきゃいけないのは、本当に至難の業。なので、本当に大事なことだけをシンプルに、伝えなければいけない。

私の分野は、Master professionnel(学業取得後、その専門分野で働くことを前提とする修士)なので、 日本とかでいう修士にあたる研究修士(Master recherche)とは違って、学業の後は一定期間stage(インターン)をしなければなりません。
その実務体験先での仕事内容、組織構造、問題点、解決方法を、勉強したことを踏まえて分析し、最終的に論文にします。


私は、日本での「中間支援組織(https://www.npo-homepage.go.jp/data/report11_5_1.html)」でインターンをして、その現状や問題点を論文に書き納めました。


大変だったのが、「いかに短く、シンプルにまとめるか」。
いわゆる、「日本的発想」で原稿を書くと、15分で言い切るのは、不可能です。

運がいいことに、フランス語の先生をやっている友達が近くにいたので、私の原稿を徹底的に直して、丁寧に話して15分で終わるようにしてもらいました。


その友達に言われたことが"Y a trop de bla-bla, trop de détail ! (余計な文が多すぎる、具体的なことを書きすぎている)"でした。
それを削ることが最初は本当に難しかったんですけど、最終的には、
「どういう問題があって」「どういう解決方法を私が提示したのか」
を言えばいいという結論に至り、余計な文を徹底的に削りました。


私みたいにフランス語のハンディーキャップがある人では、すべてを伝えようとするのではなくて、 要点だけを伝えるだけでも二重丸です。


その結果、7ページあった原稿が3,4ページくらいまでに減り、本番も15分きっかりでおわりました!!

質疑応答は、論文全体に関する審査員の感想、論文の内容についてのいくつかの質問。私の場合は主に図と表の解説と、この論文に対する今後の研修先の影響について、などでした。


最初に学校にいたころは、全然しゃべれなかったし、その状況を先生たちは知っていたので、すごく発表に関して感心してくださり、「とてもオリジナル」「日本のシステムを丁寧に解説してくれてとてもよかった」「まさにマネージャー的発想で、我々の分野で求められていること」と絶賛してくださいました(/_;)
最終的には、"Je vous félicite ! Vous avez absolument réussi vos études. (おめでとうございます。あなたのここでの学業は大成功でしたね) "と言ってくださいました!いえーい!!


大体みんな、テストや試験が終わったあとに"On verra bien (様子見だね、結果を待つのみだね)"と、結果を不安ながらに待っているのですが、私もう結果わかったー!うわーい!!



2年間でのまとめとして、いい形で終えることができて本当に良かったです。

問題なのは
・日本に戻ってもフランス語を忘れないように努力すること
・日本とフランスの行政のシステムをうまくいかせるように将来のキャリアを積むこと。

だと思います。
先生も、「フランスでやってきたことが、必ずしも日本で活かし、あなたの能力を発揮できるとは限らない」と言っていました。たしかにそりゃそうだと思います。
なので、そういうことを考えつつ、経験を積んできたことを踏まえて「自分が一体何ができるのか」ということを頭の中で考え続けていこうと思います。



殴り書きになってしまいましたが、これにて終わりです。
いい経験になりました。色々助けてくれた方々に感謝!





よろしかったら、ポチっとしていただけるとうれしいです!



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2014年9月13日土曜日

ça sert à rien ! な留学にならないために。

久しぶりの投稿です。


実は、学生最後の日々を過ごしています。論文のプレゼンをするためにフランスに少しだけ滞在して、あとはフランスの学生生活が終了です!あと1週間!のーん!


フランスに留学する目的というのはたくさんあります。本当にまじめに勉強している人、日本社会にいやけがさしてフランスに可能性を求めた人、ただ恋人を見つけたい人、バカンスのため、etc。

いろんな人に会ったけど、やっぱり留学を通して、自分の中のステップを踏み、成長していくためには"Breakthrough"が必要不可欠です。

自分のいやなところ、後ろめたいところ、恥ずかしいところ、いろんな「負」の自分を認め、それを解決しようと努力すること。それをむしろ、楽しむこと。


そうでないと、特に、フランス留学は "ça sert à rien !"です。

やはり、よく話せる人は、その分会話をしようとする努力をします。フランス人やフランス文化を理解しようと努力します。日本と全く文化も違うし、世界共通のロジック以外は思考回路も違うし、色々戸惑うところがたくさんあります。けど、それを理解して、受け入れようとすることはとても大事だと思います。せっかくフランスにいるのだから。
けど、外国にいるのに、同じコミュニティの中で縮こまっていると、やっぱり進歩はしません。


もちろん、自分の殻に閉じこもってしまう期間もあります。それは通るべき道なのかもしれません。
私も、その期間があったからこそ、進歩したところがあります。

向き合って、恥をかいて、色々苦労して、悩んで悩んで悩んで…
それを乗り越えたときには、「誰にも負けない」何かをきっとつかんでいると思います。


私自身へのメッセージとして、備忘録として、この記録を残します。


本当に留学してよかった。すべての人達に感謝しています。
さて、あともう一息。がんばりましょうか。

2014年6月24日火曜日

異文化コミュニケーションについての見解

「異文化コミュニケーション」






その言葉をよく耳にするようになったのはまだまだ最近の話だと思う。


私が大学のときも、異文化コミュニケーションを題材にした授業がたくさんあった。


異文化コミュニケーションをする意義というのは、
おそらく、外国や異文化に触れることで、いわゆるコミュニケーション能力を向上していったり、自己啓発のきっかけになったり、日本のいいところを見つけて、それを自分なりに活かしていく、など、自分と違うことを吸収して、自分なりに「アウトプット」していくことなんだと思う。


グローバル化した影響もあって、外国の文化も入りやすくなって。
「単一民族」と言われていた日本も、いわゆる「文化のるつぼ」に触れやすくなり、外国に留学すれば、「入りやすくなった」。


私の見解では「異文化コミュニケーション」ができたのは、
違う文化を受け入れ、尊重して、コミュニケーションをとる「キャパシティ」をつくるためなんだと思う。


けど、異文化コミュニケーションの対象を「外国」に向けすぎている印象があって、日本の中にある「異文化の歯車」が、ギシギシと音を立ててずれかけているような気がする。


 日本にも、「異文化」はある。


私の個人的な見解だから、違う意見を持っている人もいるかもしれないけれども、

文化っていうのは、自分自身が習慣にしていること、当たり前にしていること、大事にしていること、尊重していること。そういう「基礎」なんだと思う。

だからこそ、自分らしさとか帰属意識だとか、アイデンティティが生まれる。


 そういう「自分が大切にしている価値観」と全く違うことを大事にしている人だって、日本の中にはたくさんいると思う。

極端にいえば、男と女だって異文化。

地域と地域の違いだって、異文化。

ジェネレーションギャップだって、異文化。

仕事の違いだって、異文化。


そういうたくさんの「異文化」を日本にだってある。

大事なのは、それをどう「受け入れて、話を聞く努力をするか」っていうことだと思う。


例の野次の件にたいする意見で、「男と女の議論は、らちがあかない。」「区別はついているのだから、どうしようもない」という意見を聞くが、この考えは一歩間違えれば、とても危険だと思う。

「議論の放棄」になりかねない。



「男だから」、「女だから」、で片づけられない問題がたくさんある。どんなに埒があかなくても、この問題がつづく限り、向き合わなければならないと思う。男女問題だけでなく、いろんな差別の問題もしかり。

区別から生まれる「差別」の気持ちに、向き合わなければいけない。



日本独特の特技(?)である

「暗黙の了解」や、「空気を読む」

には、たくさんの人の「話を聞いてくれない痛み」があってこそなんだなぁと
最近実感したのであります。



一人一人が、もう少し、一歩引いて話を聞こうとする姿勢や努力をすれば

「異文化コミュニケーション」なんて言葉もでてこなかったんじゃないのかなぁ。。。。

そういうのは、外国に対してだろうが、日本国内に対してだろうが、「違うものを受け入れる大切さ」っていうのは、国関係なく、同じように大切なことなのだから。



日本の空気を読むスキルが卓越していることに対して、私が留学していたフランスは、とことん議論する。潔いくらいに、みんな誰でも「話す」。

それは、誰にでも、「話す」ための場が用意されていて、それをみんな自覚しているからなんだなあと思う。



日本は、なかなかそれが難しい。同調しなければならないときもある、意見がなかなか言えないときがある。それを、「日本人はひとつ」と片づけてはいけないんじゃないかなぁ。。

より多くの人が、人の話を聞く姿勢をもってくれればなあ。




2014年5月7日水曜日

日本のはずれにいます。

久しぶりの投稿です。


フランスの学校のプログラムの中で、「4か月の研修」が必須になっているので、実は現在日本のはずれで研修活動をして、論文執筆にかかっています。

私のいるところは、過疎化がものすごいスピードで進んでいるところだけど、観光地としては有名な場所です。食べ物や、観光としての魅力はたくさんあるんだけれど、いざ、「住む」という状況になると……特に若者にとってはなかなか厳しいところだと思います。

ここにきて一か月たちましたが、いろいろ勉強になっています。NPO間や、NPOと市の間などで支援や情報の発信を行っている、いわゆる「中間支援機関」で研修を行っているのですが、そこではいろんな情報が飛び交っているので、一か月しかたっていないのに、5年分くらいのその土地の情報を得た気分です。笑

これから、少子高齢化がどんどん進行して、さらに公共セクターのみでの組織運営が厳しくなっている今、地方が「自分でなんとかする」という力を身につけること、そして、より「市民との距離をより近いものにしていくこと」がとても大切になっていくと思います。国規模では、地方のめんどうをみるのも限界が見えてきていると思います。


こんな状況の中で、地方をより活性化していくためには、中間支援組織としてはいったいなにができるのか…ということを、8月までに、フランス語で60ページもの論文を書かなくてはならないのです。。。。



ひぇ…できるかな



今、フランス語の勉強、試験勉強、論文執筆と続いてひいこら言っています。その中で、研修先で業務をすたこらやっているときに絡む人の多さ。笑
けど、そういう絡む人から学ぶこともたくさんあります。そこから、今までみえなかった「まちの裏」というのも、見えてきます。
私が普段いる環境とは全く違う人たちとふれあうことができるので、いい刺激になります。新しいことしたい、と思うようにもなります。


フランスでの学校生活はほぼ終了して、日本に身を置くことになるのですが(9月に論文審査があるのでそのときに数週間フランスにいるのですが)、「新しいものを取り入れる姿勢」というのはずっと持ち続けようと思いました。
それが、まちづくりとか行政運営での新しいアイディアを生み出すのかもしれないし。



勉強するために公言しますが、秋に、フランス語の試験を受けようと思います!合格に向けて、がんばるぞー。







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2014年2月26日水曜日

フランス語のスラングその2。


こんにちは。お久しぶりです。
相変わらず私のうちにはインターネットがありません('_')
公共wifiを使ってるからっていうのが原因だと思いますが。タダには代償ありってことですかね。

なので相変わらず図書館やカフェで作業して、文献をつかった作業とかはお家でしたりする日々です。なんだかんだいってこの生活も慣れてきたから、まぁ大丈夫っちゃ大丈夫なんじゃねと思うようになりました。

しかし、インターネットをつなぐためにいろいろ試したばかりに、結局私のパソ子ちゃんを全部初期化しました。買ったばかりだし、新しいデータはUSBに移すだけで全然足りたので。
だから、オフィスのソフトも全部最初からインストールしなおさなくてはいけなくなりました。作業できない…

そして問題なのが、オフィスのインストールは、どうやら公共ワイファイではできないらしい。「ちゃんと安全なところでインストールしろ」ということなのでしょうか。
だから、図書館とかではできません。。。
オフィスめー!!!


インターンも相変わらずこんな調子で見つかっていませんが、さっき一社の面接終わりました。基金だし、公共機関とアソシエーションのつなぎ役なので、今後の日本のためにもいろいろ参考になると思います。もし受け入れてくれたらね。
40社くらい出したんだがあまりにもレスポンスがすくないので、またあとでポスト探してださねばー。


 イントロがだいぶ長くなりました。そろそろ勉強のことも書かなくちゃいけないけど、なかなかまとまらない。夏までにまとめられたらいいなぁ。。。




今回のフランス語は、「つなぎ」を紹介! 



「つなぎ」は、コミュニケーションには不可欠なツールですよね。
文と文とのクッションをつけたり、ただ言いたいことをダイレクトに言わずに少し整えたり。

うぃ うぃ しか言えないもどかしさを解消するために、以下のフレーズを覚えておけばきっと単調な会話から卒業できる…はず!w

今回は、日本語でこういうニュアンスで言いたいけど、フランス語ではなんていうんだ?という問題を解決するために、いくつかのフランス語の表現を紹介していきます。フレーズまるごと書いていきます。そのほうが覚えやすいと思うので。



そのいち。「たしかに!」と言いたいとき


1 C'est clair (セ・クレー).  

この場合は、自分が納得するとき、相手の言っていることが適格でうむうむ!とうなって同調するときに使います。

2 En effet (オネフェ;オン・エフェと言いますが、n と e と、片方に母音がある場合に、間を流れるように言うのが普通なので、オネフェと言います)
日本語では「あ、そういえばたしかに」的なニュアンスのときに言います。

3  Evidément (エヴィデモン)/Carrément (キャレモン)
個人的な感想ですが、エヴィデモンのときは、比較的丁寧かつお堅い印象があります。「当然です」という感じ。 しかし、お仕事先とか、敬語的なニュアンスで同調するときに使っている感じがしました。
それに対して、キャレモンは、友達同士で「そうだねー!」っていうとき、意外と確信がこもっているときに言います。

「楽しかった!またやろうね!」
Carrément!」

みたいな。




そのに。「やつ」とか「なんとかかんとか」とか、自分の言いたいものがはっきりしていないとき


 これは外国人にとってはとてもありがたい言葉です。フランス人もたくさん使っています。

1 やつ

Truc (トゥルック)

よく日本語でもこういうごまかし単語はしますよね。「~のやつ」といって、暗黙の了解で何のことを言っているのかわかっているときとか。

例えば、フランス生活での殿堂入りフレーズは

 C'est quoi ce truc ? (セ・クワ・ス・トゥルック)

ですね。

これはなんですか?っていう意味です。

よく聞く Qu'est-ce que c'est ? (ケ・ス・ク・セ?)よりカジュアルです。
しかしこれはかなり使うので、お店とかパン屋さんとかいろんなところで便利に使えます。

Je prends un truc. (あれとってきたよ)
On va faire un truc. (さああの仕事やろっか)
とかも言ったりします(^O^)


2 やつ、なんとかかんとか

Machin(マシャン)

trucは目的語自体に使っていましたが、machinは目的語の名詞に付け足す感じ?がします。ちょっとこの辺の説明が曖昧なので(おい)、例文と一緒に説明します。


Monsieur/Madame machin (ムッシュー/マダム マシャン)
なんとかかんとかさん

あと、何かを説明するときに、以下省略的にしたいときに使う場合もあります。
「~~, machin et tout, ....」
たとえば、何々と、何々と、何々「とか色々」っていうニュアンス。

あと、trucとmachinを一緒にしていうときもあります。笑

「…… machin truc, ……」

名称とかを毎回わざわざいうのが面倒なときに言います。

この二つの使い方は日本語でいう「やつ」とほとんど同じだと思っていただいでいいいと思います。別々に使っても両方使ってもおkです。

お好きなように♪(Comme tu veux : コム・チュヴ♪)


3 あいつ

Mec (メック)
これは男性に対してのみ使います。
「あいつ変だよ」とかを C'est bizarre, ce mec. (セ・ビザー・ス・メック)とか言ったり。

友達に対して、
「おい」
「お前!」
とかいうときに
"Mec ! "
と言ったりします。



 そのさん。その他。


1 なんていうんだっけ…

私みたいな外国人だと、 よくこういう現象にあいます。フランスの単語とか、名前とか、いろいろ覚えるのめんどうくさいんだもん。笑

あれ、忘れた、なんていうんだあれ…

と言っていると、友達とか一緒に会話してる人が大体助けてくれます「あーあれじゃない?」というかんじに。

Comment il s'appelle déjà...... (コモン・イル・サペル・デジャ…)

といいます。便利ですね。これは名称だけではなく、人の名前を忘れてしまったときにもいうことができます。その場合、女性だと例文にある il (イル) を elle(エル)に変えるだけです。

それ以外だと、大体主語は il を使う場合がほとんどなので、このフレーズのまま覚えればおkです。

※ déjà という単語はふつうでは 「すでに」 という意味で習いますが、ほかの言い方だと、上で述べたように「~だっけ?」という風に確かめる場合に使われます。


 

2 そんなかんじ、こんなかんじ、なんとなく

Comme ça (コム・サ)

言いたいことを曖昧に言いたいときに私はよくこれを使います。

例えば

「そんなかんじだよ」
C'est comme ça(セ・コムサ)
「そんなかんじのやつ/こと」
Quelque chose comme ça(ケルクショーズ・コムサ)
「まあまあ」
Comme ci comme ça(コムスィ・コムサ)
「なんとなく」
Comme ça





Voilà voilà !


今日はここまでにします。
またおうちでゆっくりブログが更新できますように。。。


いい休憩になったので作業を再開します。


ではではまた♪ あびあんとー(*^_^*)




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2014年2月20日木曜日

ネット難民なう!!!

ごぶさたしてます~ 実は、ネット難民中です。w

というのも、ネットがうちにないのです。。なぜか、wifiの問題でつながらないのです。
だから、ネットが必要な作業をする場合は外に出なくてはなりません。もうかれこれネット難民生活3日目です。。今週末に大家さんがきてなんとか解決を図ってみてくれるみたいですが。。


けど、このおかげでなかなかいい生活してます。
朝っぱらから図書館にこもるようになったし、外に出てるとやっぱり集中できるし。。うちにいるなってことなのかしら。w


ということでー自由にインターネットができないし、同時にいろいろ壁に打ち当ったり悩んだりしてますが、そのうちそのこともここに記していこうと思います。。これを乗り越えられるようにがんばります。


それでは、また会う日まで~( ;∀;)ノシ @南仏のうるさいカフェにて。

2014年2月10日月曜日

日本人留学生のタイプ@南仏

 
どもです。

留学生活も残りわずかとなったので、今までさぼってた←ぶんまでメモとして公開していきます。
ピッチあげていきますよ~!


今回紹介するのは、日本人留学生のタイプと、私の留学方法について。

なんだかんだいって、「留学」という言葉を聞くと、アメリカが主流だったり、アジア圏も増えてきたりするけど、フランスも結構多いです。

私は単身でフランスに来たものなので、なかなか日本人と会う機会がなかったのですが、二年目になってやっと知り合いが増えるようになってきました。
 その個人的見解の中で、私の住んでいるところはどのような留学生のタイプがいるのか紹介しつつ、私はどうやってここに来たのかを紹介したいと思います。



南仏留学生は…8割:交換留学生、2割:仕事関係の留学、1割:その他

まぁこれで言っちゃおしまいなのですがw 詳しく説明していきます。

① 交換留学生
交換留学生は、いろんな土地のこがいました。北海道、関東、名古屋周辺、九州全般、でした。全国津々浦々。
だいたいのこたちは1年留学なのですが、半年とか、5か月のこたちもいて、「5か月なんて慣れたとたんに戻っちゃうじゃん!」って言って「そうなんですよー(´・ω・`)」っていってさみしそうに帰っていきました。

外語大のこたちはダイレクトに学部に入って、そうじゃないこは、半年語学学校、半年学部へ、という形でした。


② 仕事関係の留学
私が会った中では、官庁系の方々がほとんどでした。 あとはどういうタイプの「仕事留学」があるのか…
あ、コロンビア人の友達がむこうで教授をやっていて、研究者として派遣されたパターンもありますね。


③ その他
 これは本当にそれぞれ。
単身で学部や修士に入った人、旦那さんが研究者で配偶者ビザできてそのついでに学部の願書だして受かった人、意外とフランスは学校の受け入れに関してはフレキシブルに受け入れてくれるので、ある程度語学ができれば大丈夫だと思います。




私がどのようにして留学したのか…?





 もともと日本(or外国)にいて、そこから願書を出すという場合であれば、Campus Franceの登録は不可欠です。(あまり変わってないように見えますが、私の場合は2012年時点の情報なので…あしからず。)
※ちなみに時期は、4月あたりに開始、募集期間も意外と短いので、ちゃんとまめに情報をチェックしてください。


そして、そのサイトのユーザー登録をして、登録手数料2万円を払わなければいけません!

たっけー!!!

この2万円が、学校へ「願書を出す権利」ということになるわけです。けどまぁ、大学受験のころに比べたら、安いものか。

そして、CVとモチベーションペーパーとなるフォーマットを埋めていきます。これを埋めると、学校を選んで願書を提出するときに、このフォーマットがまるごと提出されるので、二度手間三度手間がなくて楽です。ウェブ願書ばんざーい!!

英語で授業をやるのか、フランス語で授業をやるのか、というのは学校側で表示してくれますが、だいたいフランス語です。なので、いざというときに備え、CVとモチベーションペーパーも、英語版フランス語版と両方用意しました



しかし、この時の私のフランス語のレベルは、大学で第二外国語でちょろちょろやったぐらいなので、大変ふざけたレベルでした。笑
それでも、できないフランス語で書くだけ書いて、先生や友達に添削してもらったりして、なんとか書き上げることができました。本気になれば、なんとかなるもんです('ω')

こんなかんじで6月くらいに結果が来ます。9月に学校が始まるので、このとき私はあたふたでした。
アパート探したり、入学のフォーマットを埋めたりするのも全部ひとりでやっていたので(しかも全部フランス語)、大変でした。
けど、本気になればなんとかなるものです。インターネットで学校の近くのアパートを提供している大家さんに片っ端からメールして

「緊急!9月からの留学生部屋探し中!!出発8月!!ピンチ!!!」 

みたいに見やすくわかりやすく要件を書けば(今思えばダイレクトすぎたなぁと思うw)、ちゃんと反応してくれる人はいます。


それで、もろもろ準備をして~ばたばたして出発したものなのですが、「留学をしよう!」と決意したときは、キャンパスフランスの存在自体も知らず、留学という単語でGoogle先生に聞いてもアメリカ・オーストラリアとかその辺しかでないし、試行錯誤だったのですが、結論づければ


本気になればなんとかなる


っていうもんですかね。w


まだまだ私のフランス語のレベルもペーペーですが、M1なんとか受かりましたから。クラスメイトの助けもありましたし。

 留学するための「土台」があるなら、それを大いに利用すべきだと思いますが、そういうのが全くなかったとしても「誰にでもチャンスが与えられている」のは、フランス留学のいいところだと思います。



フランス留学を考えている人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。



それでは~ノシ



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【試験勉強】行政学-行政の組織

試験勉強用のタブも作りました。
ノートでまとめがてら、こちらに書き込んでいきます。
※あくまでも復習がてらの殴り書きですので、あしからず(´・ω・`)




第一章  行政の組織


- 官僚制論


<官僚制とは>


明確な上下関係を特徴としてけ形成されたピラミッド型システムのこと。

官僚制の特質…規則による規律、明確な権限、明確な階級構造、公私の分離、文書主義、資格任用制、専業性

<官僚制論に関する研究>

マックス・ウェーバー官僚制の永続性 完了は専門知識を持っており、官僚制なしに現代の政治・行政を運営することは難しい。官僚制は純粋、技術的に卓越した存在
ウォルター・バジョット:「イギリス憲政論」。官僚制に批判的立場。プロイセン官僚制は、事務のルーティーンを手段でなく目的と考えている⇒その欠点が長期的に露呈してしまう。
ミヘルス寡頭制の鉄則 ドイツ社会民主党の研究。いかなる組織でも、大規模化すれば少数者による支配者が生まれる(社会主義国家も含まれる)。
マルクス:官僚制を「廃棄されるべき癌」であるとした。
マートン:「官僚制の逆機能」「訓練された無能力」規範への過剰同調によって事務処理の効率性が低下。「目的の転移


<官僚制の実証的研究>

マートン以降、アメリカの社会学者を中心に官僚制の実証的研究が進む。

セルズニック:テネシー渓谷開発公社(下位部局の新しい組織の誕生による目的の逸脱
グル―ドナー:石こう工場の事務所(上下の相互理解、代表官僚制
ブラウ:政府の各部局(規範への過剰同調や変化に対する抵抗
 メイヨ―の「人間関係論(人間は組織の設計者の期待通りに行動し、組織を運営するわけではない)」から強い影響を受ける。組織内の社会的凝集性が弱い場合、地位の不安に駆られたメンバーが規範に過剰同調し、組織の革新を不可能にする。



<日本の官僚制論>

  • 古典的官僚制、国士型官僚?60s~)辻清明
「我が国の官僚制は民主化が不徹底だった」⇒後見的支配観、民への差別観、官職私有観、権威の序列化、官僚と人格の未分化などが観察されると主張
行政>政治 政策形成は、政治家や利益団体とは距離を置いて公益に基づいてなされるべきという認識
  • 政治的官僚制、政党優位論70s~)村松岐夫(むらまつみちお)
行政=政治 政治家や利益団体と協調して政策形成する。利害調整を行うのが官僚の役割。
  • 吏員型官僚制(80s~)真渕勝
行政<政治 官僚批判が高まる中登場したタイプ。社会とも距離をとり、必要最低限の仕事だけをしようとする考え方。



<その他>

POSDCoRB組織の最高責任者が果たすべき機能をあらわした表記Planning, Organizing, Staffing, Directing, Coordinating, Reporting, Budgeting
ファイナー:政治と行政の分離、行政責任=アカウンタビリティの確保
フードリヒ:行政国家化、誠意と行政は融合関係にある⇒議会へのアカウンタビリティ+行政官の自律的責任
バーナード:組織均衡論 組織を居一種のシステムとしてとらえ、組織は人間の相互行為によって成り立っている。組織の与える誘因(メンバーが組織に貢献する誘因、満足度などの誘因)と、メンバーによる貢献のバランスが取れれば、組織は維持され、両者のバランスが崩れれば組織は崩壊する。
ダウンズ:「合理的選択論」の立場から、官僚は自己利益を追求。
官僚にとっての自己利益⇒権力、収入、威信、便宜、安定、個人的忠誠(組織に対する一体感)、特定の政策との一体化、仕事の熟練に対する自負心、公共の利益に奉仕したいという希望
  テイラーの「科学的管理法」をあとでチェック




<ウェーバーの官僚制とアメリカの官僚制の違い>


ウェーバーの官僚制

アメリカの官僚制
・合理性を失わないために永続性を持つ
・官僚制と民衆の間の支配関係まで関心を広げる⇒合理的支配の担い手になっている
・官僚制が行動の予測可能性非人格性という「合理性」を強く持つ点を重視
・官僚制の非合理的側面ないし機能障害という側面を強調
官僚制内部の問題に着目、組織の効率的、合目的作動をいかに確保するかという観点から研究
官僚制と組織目的の関係に注目。官僚制の行動が組織目的の達成に寄与しているのか。
利潤最大化を目的とする経営学的組織論と密接な関係を持ちながら発展






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2014年2月6日木曜日

お堅いフランス語をもっとナチュラルにする「魔法の言葉」

こんにちは。
日本は寒波がきているみたいですね。
南仏の冬は雨!風!のオンパレードで全然外に出たくなくなるのですが、今はいい気持ちに晴れています。

今日はフランス語の会話をよりナチュラルにする魔法の言葉を紹介します。





フランス語をナチュラルにする魔法の言葉、それは……ça (サ)! 




フランス語学習者ならだれでも知っている単語、ça
意味は、それ、これとか、比較的近いものの指示語のニュアンス。



これを使うと、ただ一般的な文章(教科書文章w)からさらにナチュラルなフレーズになります。簡単だし、シンプルだし、すぐ使えますよ。
すぐ実践できるので、ぜひ使ってみてくださいね。




使い方の例を紹介します('ω')ノ




  • C'est quoi ? (セ・クワ・?/これはなんですか?) ⇒ C'est quoi, ça ? (セ・クワ・?/これ、なあに?)

  • C'est bien. (セ・ビアン/いいですね) ⇒ C'est bien, ça ! (セ・ビアン・/いいじゃん!)

  • C'est dingue. (セ・ダング/ありえない、おかしい) ⇒ C'est dingue ça ! (セ・ダング・/それってありえない!)



こんなかんじです!
 そしてさらに、文章のいちばん前にさえもçaをつけてしまうのもアリなほど、 çaはなじみ深いですね。

ça c'est quoi ça ?
ça c'est bien ça ! っていうように。


いわゆる、「肉付け」ってやつですね。日本語でもそういうの、ありますもんね。
やっぱり、ただ一般的なものをいうだけだと、フレンドリーに話すには物足りないのかな?と思います。


フランス語って、こういう「肉付け」の表現とか、実際にあまり意味はないんだけど、よくつかうし役立つ言葉がたくさんあります。そういうのもここでちょろちょろ紹介していけたらいいなと思います。


あと、いい加減授業内容もまとめてこのブログに紹介しないと…(´・ω・`)




 さてさて(逃げた
それではみなさまごきげんよう! Bonne journée et à bientôt !!



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2014年2月5日水曜日

後期の学校の流れ。


後期の履修時間はたったの2か月。その後は4か月から6か月のインターン。そして論文⇒留学生活のピリオド!!!!



どもです。



少し遅いですが、後期はどのような授業を受けて、どのような流れになるのかを今日は書きたいと思います。
 


<履修授業一覧>


こちらが必修授業
  • Négociations Institutionnelle (交渉の制度、公共機構間における交渉のプロセスを勉強)
  • Management du Projet 2 (学生間で立ち上げたプロジェクトを、教授の理論にそって実践していく授業。私たちのグループは、公務員試験対策授業の実施を検討して、やっています。)

以下が選択授業
  • Gestion des ressources humaines et audit organisationnel (人事、人的資源にフォーカスした授業。去年やったのと似ているな、という印象がありました。)
  • Audit de qualité dans le services publics (これはまだやっていないのでよくわからないですが、直訳すると公共サービスの質について)
  • Conduite du changement dans le secteur public (これもまだやってないのですが、公共機関の変遷について、NPMを中心にやるでしょう)


テストは3月の半ばから、一週間。あっという間だ。
うちの学校は、前期は9月末から1月末と 4か月あるのに、後期はたったの2か月しかありません。もう勉強もあと2か月ないのかと思うと、感慨深いけど焦ります。w

なんで後期が短いかというと、必須であるインターンをしなければならないからです。
3月末開始を原則としていて、最低4か月、最高6か月とかいたのは、前のブログを参照してください(*^_^*)


フランスの学校は、インターンが必須だし、しかもお給料も入るし(最低約400ユーロと少ないですけど)、しかもそれで就職のコネになるから、日本みたいに就活しなくていいんですよ。
だから、結構学校が終わったあとにのんびり就職先探す人もいるみたいで(ていうかそういう人がほとんど)、なかなか懐が広い社会ですよね~。


私はもちろんフランスでのインターンも探しますが、国連のインターンも探しているので、そちらに行くとしたら、お金は出ず。むむむ。

とりあえず、見つけるまでもう少し頑張ってさがすしかありません…!!!
しかし、今のところ、学生役20人強いる中でインターンを見つけたのは4,5人。。。

フランス人学生にとっても、インターン探しは厳しいものみたいです。



そして、インターンを最低4か月したあと、 論文を作成します。9月1日に提出するので、私の夏休みは…オワタ―( ;∀;)wwwwwww

学校で勉強したこと(行政学や公共経営学)を生かしたうえで、フィールドワークとして、インターンの体験をうまく生かさないといけません。
だから、ただぼーっとしてインターンするのはもってのほかです。
組織内の研究、積極的に仕事に従事することが大事。そして論文で書いた問題点・解決策をインターン先に提案できるほどのクオリティに仕上げないといけないのです!


きびちー。



まぁ、頑張るべ。
適宜いろいろ報告できたらと思います。




では、あびあんとー♪




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